世界で持続可能な開発目標として掲げられているSDGs
地域のより良い未来のために、社会の変革が求められています。
地域にできることは?私たちにできることは?
ローカルSDGsを達成するための「ローカルSDGs(地域循環共生圏)ビジネス」があります。
さあ、環境で地域を元気にする方法をさがしましょう!
地域循環共生圏のつくり方をまなぶ
地域循環共生圏づくりに活用できる様々なツールをご紹介します。

地域循環共生圏創造の手引き
地域循環共生圏をつくろうとする、あらゆる主体に向け、地域循環共生圏づくりのプロセスを促すために、「地域循環共生圏創造の手引き(Ver.1.1)」を作成しました。この手引きでは、「同時解決」を重視する地域循環共生圏のアプローチや環境整備・事業計画策定のプロセスについての具体の手順について紹介しています。

森里川海からはじめる地域づくり
-地域循環共生圏構築の手引き-
地域の自然資源を使って、地域を元気にしたいと考えている人に向けて、地域循環共生圏の構築を進めていくために必要な取組の手法やプロセス、事例、課題解決のヒント、ワークシート等を紹介しています。

公的機関のための再エネ調達実践ガイド
「気候変動時代に公的機関ができること~「再エネ100%」への挑戦~」
本ガイドでは、公的機関での再エネ調達の参考となるよう、①再エネ調達の方法、②環境省のRE100実現に向けた取組実績、③「再エネ100%」の取組事例を紹介しています。

地域再エネ活用の検討に関するヘルプデスク
地域での再生可能エネルギーの導入・活用を更に進めることを目的として、地方公共団体等の担当者が再エネ活用の方向性や事業の進め方などについて相談するための窓口を紹介しています。(オンラインによる協議(1回1時間程度、最大3回まで))
ご相談例としては下記のような内容が想定されます。ご活用ください。
- ・地域の特性を踏まえた再エネ利活用の方向性について
- ・再エネ利活用を行う事業について、事業構築の進め方、事業スキーム・エネルギーシステムのあり方、事業収支を高める事業の組み立て方、事業の地域の中での位置づけ方 など
- ・想定する事業内容に対応した補助金事業の候補例やその概要紹介

SDGsを使って、社会を変える
~SDGsの考え方を活用して、社会を変えるプロセスを作る~
地域で環境・経済・社会の課題を統合的に解決するためのSDGs活用のポイントや、地域課題・事業・運営体制を整理するための可視化ツールの活用法などをモデル地区による事例を踏まえ、紹介しています。

NPOのためのSDGs活用ガイドブック
SDGsで地域の環境を守ろう ~地域で活動するNPOのためのSDGs活用ガイド~
SDGsの成立背景、その捉え方、達成に向けて期待されるNPOの役割や取り組む意義と可能性から、これまでの活動に加えてSDGs達成にもつながるヒントが得られるようになっています。

持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド
すべての企業が持続的に発展するためのSDGsの活用ガイドを作成しました。変化するビジネス環境の中で企業が置かれている状況と、企業にとってSDGsに取り組む意義について説明した上で、具体的な取組の進め方を示しています。また、既にSDGsに先駆的に取り組んでいる企業の事例などを紹介しています。
地域循環共生圏づくりの“こつ”をまなぶ
有識者動画
【環境で地方を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業】のワーキンググループにご参加の有識者の方々から、地域循環共生圏づくりの“こつ”を動画でまなぶことができます。
画像をクリックして動画をご覧ください。
セミナー等資料・動画
環境省主催のローカルSDGs(地域循環共生圏)に関連するセミナーやシンポジウム等の講演資料や講演動画を紹介しています。
<現在、掲載中のセミナー等>
・寺子屋ローカルSDGs(2021年7月より順次開催)
データを活用しよう
地域循環共生圏の実現に向けては「持続可能」な社会づくりに関するさまざまな知識、技術、情報が必要です。
わが国では多くの研究機関、大学等が環境、経済、社会に関する多様な情報を提供しています。
うまく活用することで、ビジネスのきっかけづくりや、事業の実現に資することが期待できます。
ここでは地域循環共生圏づくりに役立つ情報をいくつかご紹介します。

地域経済循環分析を活用しよう
「地域経済循環分析」は、地域循環共生圏の具体化を目指すに当たって、地域内の資金の流れがどのようになっているか、環境施策等の実施によりそれがどう変化するかを把握するためのツールです。
市町村毎の「産業連関表」と「地域経済計算」を中心とした複合的な分析により、地域内の資金の流れの把握、産業の実態、地域外との関係性等を可視化します。
環境施策の立案だけではなく、経済・社会的課題の同時解決に向けた活用が出来ます。
地域の特性をより簡易に把握するための自動分析ツール、再エネ事業、リサイクル事業などを実施した場合の波及効果のシミュレーションができる分析ツールも用意されています。

REPOS(リーポス)で地域の再エネポテンシャルを知ろう
REPOS(リーポス)では、太陽光や風力などの再エネ導入ポテンシャルを都道府県や自治体別に数値で比較できるだけでなく、再エネ導入に当たって配慮すべき文化財、防災、景観情報などをマップ上に加えて確認できます。
ゼロカーボンシティの実現、RE100、温対法に基づく地方公共団体実行計画の策定などの脱炭素や再エネ導入に向けた取組を検討する際のデータとしてご活用いただけます。
再エネの導入によって、地域外に流出しているエネルギー代金の地域内循環が期待できますので、再エネポテンシャルの把握が地域経済活性化の糸口になるかもしれません。
ぜひご活用ください。

ローカルSDGsプラットフォーム
SDGsの17のゴール及び169のターゲットの達成度合を全国の自治体ごとに把握できるデータベースが閲覧できます。
他にも、自治体担当者のインタビュー記事など様々なコンテンツがございます。
目標や課題の設定の際にぜひご活用ください。
※データの閲覧には会員登録(無料)が必要です。
※ローカルSDGsプラットフォームは環境研究総合推進費(課題番号:1RF-1701、代表者:川久保俊法政大学准教授)の研究成果をベースにさらに発展させて開発されたものです。
パートナーシップ促進のために相談をしよう
「地域のみんなを巻き込みたい」
でもどんな人がいるんだろう、どう声掛けしたらいいんだろう。
そう思った時は、「地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)」や、「地方環境パートナーシップオフィス(EPO)」に相談してみましょう。

GEOCと全国8か所のEPOは、NPO・企業・行政など、多様な主体によるパートナーシップ(協働)を支援し、持続可能な社会づくりを目指しています。
例えば、情報発信支援ツール「環境らしんばん」の運用や機関誌「つな環」の発行、各種セミナーの開催を通じたパートナーシップ形成のための対話の場づくりや、人材育成のサポートなど、伴走型支援スタイルで事業を共に構築したり、地域活性化に向けた協働取組の加速化に取り組んでいます。
- 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
- 北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)担当:北海道
- 東北環境パートナーシップオフィス(EPO東北)担当:青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
- 関東地方環境パートナーシップオフィス(関東EPO)担当:群馬、栃木、埼玉、茨城、神奈川、東京、千葉、新潟、山梨、静岡
- 中部環境パートナーシップオフィス(EPO中部)担当:富山、石川、福井、長野、愛知、岐阜、三重
- 近畿環境パートナーシップオフィス(きんき環境館)担当:京都、滋賀、奈良、兵庫、大阪、和歌山
- 中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)担当:鳥取、岡山、島根、広島、山口
- 四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)担当:香川、徳島、愛媛、高知
- 九州地方環境パートナーシップオフィス(EPO九州)担当:福岡、大分、宮崎、佐賀、熊本、鹿児島、長崎、沖縄
また、GEOCとEPOの機能や支援プロジェクトをまとめた冊子「地域の力をつないで持続可能な社会をつくる」もご覧いただけます。
この冊子では、地域のプロジェクトの支援プロセス、成果を紹介するとともに、EPOネットワークが中間支援機能を発揮し、かつその能力を高めるGEOCの機能についてご紹介しています。
研修やセミナーでスキルを伸ばそう
「一歩を踏み出す勇気がほしい」、「何かアクションを起こしたい」、「刺激し合える仲間と出会いたい」
そんな熱い想いを持っているたくさんの人たちを後押しする関係省庁や、団体が主催するイベントや、研修をご紹介します。
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地方創生セミナー
各分野で先進的な取組を行う講師から、新たな知と方法を生み出すヒントを学びます。講義、グループディスカッション、さらには講師や参加者との交流を深める機会も設けています。
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地方創生実践塾
地域で課題となっているテーマを選定し、先進的な取組を行う地域を開催地として、講義やフィールドワーク、グループワーク等の研修手法で、より実践的な地域づくりのノウハウや手法を学ぶことができる2~3日間のセミナーです。
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ローカルベンチャー協議会
未知は未来に、笑顔を増やす。地域を舞台に個々に取り組んでいる本気の人たちが、一緒に学びあい、ともに新たな実験を重ね、未来への道筋をつくるコミュニティ。それが私たちローカルベンチャー協議会です。ローカルベンチャーに欠かせない「中間支援組織」として、地域内外とつながるハブの役割を担っています。
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ローカルベンチャーラボ
描けば、見えてくる。見えれば、つくりだせる。
多様な人が立場や領域を越えて集い、アイデアや想い、培ってきた専門性を持ち寄って、新たな事業構想を描いていく場です。テーマごとに切磋琢磨する半年間のプログラムのほか、自治体と民間企業や社会起業家などの協働による、事業構想のデザインや社会実験も推進しています。 -
SDGsリーダー研修
地域の持続可能な未来のためには、業種や分野を超えた人々の連携・協働が必要です。
地域のために何ができるか考え実践する、持続可能な地域の未来づくりを担うリーダーになりませんか? -
migakiba(「令和2年度ローカルSDGsリーダー研修」)
これからの循環を考える環境省主催の実践型研修プログラムについてご紹介します。