地域の取組を進めるにあたって、「資金がない」「支援がない」ことを課題として挙げられることがありますが、
既存の枠組みにとらわれず、新しく「仕組み」を自ら作り出している地域もあります。
自分達自身で独自の「仕組み」を持った地域を、ご紹介します
新しい仕組みの紹介
新たな仕組みづくりのヒントをご紹介します

自然と共生するための体制とルール作り
里山里海と人が相互に支え合う中で、生物多様性とそれを利用する文化を育んできた、石川県の能登地方にある珠洲市は、今後も自然と共生した社会を次世代につないでいくことを目指しています。そのために作った、環境と社会と経済をつないで好循環を生み出すための体制と、生物と文化の多様性を守るための条例を紹介します。
珠洲市生物文化多様性の基本条例(外部サイト)
※「生物文化多様性」とは、里山里海をはじめとする豊かな生態系に多様な生物が生息している「生物多様性」と、
それぞれの生態系に支えられ地域に根ざした多様な生業や文化が営まれている「文化多様性」が、相互に関わり合いながら共存していることをいう。
(第2条引用)